Happymariageで結婚を目指されたきっかけを教えてください。

いくつか婚活系のサービスサイトに申し込んだ経験があったのですが、いずれもしっくりきませんでした。中にはこちらの要望よりも、婚活サービスを提供している企業側の都合で、好みではない女性を薦められたこともあり、率直に言うと不信感を覚えたこともあったんです。
Happymariageは公式サイトから温かそうな雰囲気が漂っていたので、自分の直感を信じて申し込んでみました。僕を担当してくれた人が親身になってくださる人で、ここなら結婚の夢を実現できそうだと思い、入会させていただきました。

5年以上お付き合いしていた人がいました。私はずっと「将来、結婚したい」と伝えていたのですが、のらりくらり交わされる感じで、煮え切らないままずっと引っ張られていました。友達にも何人かも、入籍はしないままずるずる付き合うタイプの男性と交際している人がいたんです。友達たちは年齢を重ねていくにつれて焦りを感じ、「でも別れるのは怖い…」という身動きのとれない状態に。彼女たちを見て「あっ…私も同じなんだ」と客観視できました。途端に怖くなって、早く行動を起こさなきゃとHappymariageへの入会を決意したんです。おかげで長年付き合っていた彼に、私の方から別れを告げられました。

お二人はどのようにして出会われたんですか？

入会してから数名の女性とお会いするところまでいったのですが、うまくいきませんでした。こちらの伝え方も曖昧だったので、条件を改めて書き出してみて、自分でも明確にしてみました。するとスタッフの方にも、うまく伝えられることができたんです。その後、すぐ紹介していもらったのが彼女でした。入会後、8か月目でした。

私は入会4か月目で彼と出会いました。その前に一人紹介していただいた男性がいたのですが、実はその方すでに交際したい女性がいらっしゃるようでした。何名か会ってから決めようという最後のタイミングで私と出会っていたので、そこから進展する様子はありませんでしたね。同じことが続いたら嫌だなと思っていたら、彼と出会えたのですごく安心しました。不安になっていた分、喜びもひとしおって感じでした！

初対面の印象はいかがでしたか？

朗らかそうな人だなと思いました。マザコンと思われそうなので伝えませんでしたが、母親と雰囲気が似てる感じがして、どこか懐かしいようなほっとしたような気持ちに包まれたのを覚えています。

こんな言い方すると彼には失礼かもしれないですけど、地味で信頼できそうな人だなって。過去に派手で自分のことばかりを優先する人に振り回されたこともあったので、彼のようなタイプは本当に安心感るたっぷりで愛情深そうって感じでした。同僚や友達から、とても信頼されていますし、信頼が服を着て歩いているような人だと思います。

交際中、思い出に残っているデートについてお聞かせください。

日帰りで山形県の『加茂水族館』に行ったことが印象深いですね。彼女に「どこか行きたいところある？」と尋ねたら、「加茂水族館でクラゲが見たい」と言われて、一瞬「？？？」となりました。

クラゲ女子の友達がいて、『しながわ水族館』へ一緒にクラゲを見に行ったことがあったんです。そこで見たクラゲが実は、『加茂水族館』からレンタルされているものって知って、いつか本場の方でクラゲさんたちを拝見するぞって！

彼女はいつも「クラゲを拝見する」って、へりくだった言い方をするんですよ。クラゲに対して敬意を表しているらしいです（笑）。

午前中、かなり早く出かけて新幹線を使って山形まで行ってきました。『クラネタリウム』『クラゲドリームシアター』で、クラゲさんたちを満喫。2時間があっという間でした。クラゲを見ている最中、ふと彼の方に目をやると、「宇宙だ…」ってつぶやいんたんです。独り言っぽかったのがツボで噴き出しちゃいました（笑）。

無意識に言ってしまってましたね。全く前情報なしで行ったんですが、僕の方が夢中になってたぐらいです。最初は「ずいぶんとマニアックな趣味だな～」なんて思ったんですが、見終わったあとは「拝見する」って言いたくなる心境、わからなくもないなと。

そのあともふたりで全国の水族館巡りをして、たくさんのクラゲさんを拝見しています！

プロポーズに関して教えていただけますか？

仲間とお酒を飲んだ後、いい気分で歩いていたら駅の階段で足を踏み外し、くるぶしを骨折してしまい3週間入院することになったんです。初の一週間は色々な人がお見舞いに来てくれたのですが、だんだんと人も来なくなってきて…。でも彼女だけは仕事帰りとか、時間を作って毎日欠かさずお見舞いに来てくれました。
洗い物もしてくれて、ありがたいかぎりでしたね。入院最後の日、しっかりお礼を伝えました。そのあと「僕と結婚してほしい！」と言ったんです。「ずっとあなたのことを守っていくから」って。入院が終わる直前のタイミングでプロポーズしようって決めていました。「噛むことなくうまく言えた、決まったな！」と内心思っていたんですが…。

実はその時、笑ってしまったんです。ギブスをしている状態で「守っていくから！」と言われたのが、なんだかおかしくて（笑）。でも本当にうれしかったなあ。不器用なところも含めて、「私はこの人が大好きなんだ」というのが自分でもよくわかりました。なので「私もあなたと一緒にずっといたい。うれしいよ」って伝えました。そしたら彼が泣き出しちゃって。このエピソード言っちゃってよかった？

ちょっと、恥ずかしいけどね（笑）。断られたらどうしようって、実は結構、不安だったんだよ。入院中で心細かったこともあり、OKをもらえたことでほっとしたんだろうね。

男の人って、弱いところを隠そうとする人も少なくないじゃないですか？でも彼はいつも全部さらけ出してくれるんです。私はむしろそういう感情表現をしてくれる人の方が、裏表がなくて信頼できます。この人となら末永く一緒にやっていけそうだなって。ただしひとつだけ、プロポーズの場で約束してもらいました。

「もう骨折しないでね」と言われたんです（笑）。

やっぱり健康な状態で一緒に楽しく過ごしたいので、「怪我にだけは注意してね」とお願いしました。お互い健康な体のまま、幸せに暮らせるのが一番ですから。

これから先、どんな夫婦になりたいですか？

人生で誰でも落ち込んだり、うまくいかず悩んだりするタイミングがあると思うんです。お互いそういうときがきたら、支え合っていければいいですね。僕は自分ひとりで抱え込むところがあるので、些細なことであってもなんでも彼女に話そうと心がけています。

休みの日はできるだけ、長い時間一緒に過ごしたいですね。彼みたいにずっと一緒にいられる人は初めてなので、笑い合える時間を増やして楽しい家庭を築きたいです！

これから婚活を始めようと考えている人たちや、婚活中の人にアドバイスがございましたらお願いします。

真面目な人ほど、うまくいかないことが続くと自分を責めたり視野が狭くなったり、ネガティブになりがちかもしれません。でも切り替えた方が良い出会いが掴めると思います。婚活でつらくなったときは、没頭できる趣味などで一旦、婚活のことは忘れて気持ちを切り替えましょう。上手に気分転換できる上機嫌な人の方が、異性から見ても魅力的に映るはずですから。

婚活を続けていて、傷ついたり落ち込むこともあるはずです。でも「良い経験ができた！」とプラスに捉えることで、また次に進むエネルギーが生まれます。一回目で運命の人に出会えるとは限りませんが、前向きな気持ちで婚活を続けてれば、きっと素敵な人と出会える可能性がアップしますよ！